『人生スイッチ』が面白い。

category:映画

やあ。

「ブログもサイトも着替えたーい」的なことを

前回言ったけど、その前にちゃんとブログ書く習慣を

取り戻すようにするよ。

 

今日は、最近見た中で「掘り出し物見つけた!」的に

面白かった映画の紹介をします。

 

以前、Twitterで140字のレターボックスという

連想形式のシネマレビュー企画にちょこっと参加したんですが、

自分で描いたイラストをつけるのがルールのひとつだったんです。

もう20年ぶりくらい? とにかくひっさしぶりに絵を描いたんですけど

せっかくなので、ここでもリハビリがてら

未熟な絵をつけて紹介したいと思います。

 

 

『人生スイッチ』

(2014年・アルゼンチン・スペイン合作)

 

 

何の気なしにAmazon Primeビデオで観始めたんですが、

いつのまにか画面に釘付けになってしまった1本でした。

 

「怒り」がトリガーとなり、

そのせいで人生の方向が変わってしまった人々を描く

6つのショートストーリー。オムニバスです。

 

イラストはそのうちの1篇「HAPPY WEDDING」の1シーン。

ここの部分のセリフ、ちょっと真似してみたくなる 笑

 

珍しく「邦題も原題も、どっちもピッタリだなー」と思いました。

珍しく、とか言っちゃいけないか。

いや、言いたくなるような邦題、正直ありますわ。まぁいいや。

WILD TALESの”WILD”は、単に「野蛮な」とかいう意味だけでなく

思いっきり意訳ですけど「ブチ切れ」「トチ狂った」みたいな、

そんなニュアンスを含んでいるように思います。

(別に英語得意ニンゲンではないので、サラッと流してくれてよし)

 

どの物語の登場人物も、「ゴラァ!」となったことがきっかけで

何かのスイッチが入り、人生が明後日の方向に転がり出します。

観る側も、うねるような怒りのエネルギーにつられて

どんどんストーリーに引き込まれちゃう。

「どうなんの?この人たちどうなんの?」と目が離せなくなり、

最後まで見守らずにはいられなくなる感じ。

 

さて『喜怒哀楽』なんて言葉がありますが、

この4つの感情のうち、いちばん生理的でいちばん生々しいのが

「怒り」であると、わたしは常々思っております。

 

あまりに大きいと、自分でコントロールできなくなってしまう。

出し方を間違えると、すべて自分に跳ね返ってきてしまう。

時にはその人の本性を暴き出す。

この映画は、まさにそういう状態に陥った人物を描いていました。

 

しばしば「ブラックユーモア作品」と紹介されている本作ですが

黒いのは、たしかに黒い。触ったら手が汚れそう。間違いなくブラック。

そしてアルゼンチンのブラック描写、そこそこ容赦ない。

(若干汚いシーンがあるので、苦手な人は要注意)

 

人によっては「笑えない」と感じる人もいるでしょう。

でもユーモアって、別に「ハハハ」と笑えなくても良いのでは。

滑稽だったり皮肉だったり、ちょっと鼻で「フンッ」となってしまう

そんな空気も「ユーモア」のうちに含まれるんじゃないかな、と。

 

6つの物語はどれもスカッとする話ではないけれど、

でも不思議と、後味の悪さは感じない。

その理由は何かと考えたら、

まぁそういうことなんじゃなかろーか、と思います。

 

現在もAmazon Primeビデオで配信中です。

まだ配信終了予定リストにも入っていませんでした。

プライム会員の方、ぜひご覧になってみてください。

 

この酷暑の夏、なんだか暑苦しー気分になる映画を観て

ショック療法で乗り越えましょうや。ねぇ。

 

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| 浜田 弥依 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
一生のお願いだからクボを観て

category:映画

先日、こんな映画を観てきました。

 

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
http://gaga.ne.jp/kubo/

 

久々、グッと手応えを感じた作品でした。

スタジオライカ製作のストップモーション・アニメなんですけど
とてもそうとは思えない動きと映像美が、圧巻、圧倒。


最初は輪郭がボンヤリとしていた物語も
冒険が進むに連れ、だんだんとハッキリとしてきて
ふとした瞬間に「そういうことか」と気づく。
気づいてしまったら、色々なことが紐解けてきて
涙がブワァと溢れてきてしまって。
のちのち顔面の後処理が、まぁえらいことになりました。
ええもう、修復作業が大変っした。

 

たぶん、無意識に拾った映像や言葉のカケラで
気づきを促されたんだろうなーと思ったので、
上映期間中にもう一回観に行きたいなあ、と。
自分がどこで何をどのように感じ取ったのかを、
今度は紐解いてみたい。

 

パンフレットのインタビューで監督のトラヴィス・ナイト氏が
「日本の”わびさび”の心は、この作品のテーマであり
ライカのテーマでもある」と語っています。
観終わったあと、単なる日本文化への憧れとは
たしかに一線を画すなーと思いました。

ネタバレになるかもしれないので
具体的なあれこれは書きませんけども、
仏教でいう、無常観に通ずるようなところが
感じられたんですよね。

 

日本文化を正確に描いているかどうか。
そういった点を論ずる作品ではないです。
(たまに、こういう点を突いて

 作品全体の善し悪しを決めつけちゃってる

 レビューを見かけるけど、すっごい無粋だと思う)
繊細なところを繊細な気持ちで感じ取る、
そういう楽しみがある作品なんじゃないかなあ。

今いちばんオススメしたい映画です。

 

まだまだ上映しているシアターはあるようなので
上映館情報も置いておきますね、ほら今すぐ!
http://gaga.ne.jp/kubo/theater/index.php

 

 

で、上で書いたこととは別に、
「親と子のそれぞれの思い」という点でも
個人的に強く感じるものがありまして。
この話は非常に長くなるのでまたいずれ別途、としますが。
たまたま、映画ではない別の作品を観て
親子関係について「うーん」と考えることが他にもあって、
ここ最近、頭の中を占拠することが多かったのです。

 

この「親と子の関係」については、

今すぐには無理だけど(自分の中でまだまだ噛み砕けてないので)
いつか、朗読のテーマとして扱えたらなーなんて思ってます。


いやしかし、良い作品に出会ったときの
何とも形容し難い高揚する気持ちはたまりませんな!

フハハ!

 

 

 

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| 浜田 弥依 | 15:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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■ 出演情報

<終了しました>
【朗読会】
月読の會 第8回朗読公演
『オトトトト』

2018年10月6日(土)〜7日
両日とも14時開演/17時開演
@ フリースペース無何有
東京都新宿区新宿3-34-3
JR新宿駅 東南口 徒歩3分

出演:浜田弥依/福地きょうこ/あさこ

料金:2,000円(当日精算)

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